実績・事例紹介

【警備会社】片づけは自分の仕事に“直結”する! 社内で実施した意識改革とは

今回ご紹介するのは、ある警備会社の事例です。

状況

コンサルティングのために本社を訪問してみると、
デスクの上は物だらけ。多くの機器が散らかっていました。

「片づいているな」と思えるデスクはおよそ1割程度で、
あちこちにぎっしりと本や書類が積み上がっている状態。

片づけは社員の自主性に任せているとのことでしたが
ほとんど手が回っていないことがよくわかりました。

社長は、「片付けろ!」と言いたいところですが、
自身も片づけが苦手なため、ちょっと消極的。

そんな社長ですが、小松本を熟読してくださっていて、
片づけから生まれる可能性の大きさについては
早くから気づいていたのです。

その可能性とは、「片づけをすることで離職率が下がる」ということ。

社内環境が劣悪であれば、新しく入社した社員のモチベーションが下がり
やがて離職を考えるようになる、悪循環を生む・・・と考えていたのです。

どうやったら社内環境を維持できるかという点に腐心していました。

スッキリ・ラボのコンサルティング

社員の意識改革を目標に、
片づけを自分の仕事と結びつけて考える研修をやることにしました。

研修では、社長を加えた10名ほどの委員会を作り
チームミーティングを行いました。

KatadukeDeShokubakaikakuPJ-006-1小松さんから幾つかの質問を投げかけて、
その答えをひとりひとりが、充分時間を使って考えました。
質問のひとつは、「自分の仕事で大切にしているのは何か?」
というもので、その答えを互いに社員同士シェアしていきました。

そして、社内環境が整っていないと、その「大切にしていること」を維持することができなくなると話しました。その結果、職場環境をキレイに保つ重要性がはっきりと認識されました。

この時、参加したメンバーの目が輝きが、少し変わったのです。
これは、片づけを自分事として考え始めた証しでした。

片づけに取り組むポイントは、「腑に落ちる」こと。

体の奥で、片づけの重要性がわかることなのです。
研修は3時間で終了。

KatazukeDeShokubakaikakuPJ-006-3

しかしそこから2~3名が残って、社内の片づけについて議論を続けました。
この熱いメンバーからは、後に委員会のリーダーに立候補する人も出るほど、
“片づけ”に目覚めてしまったのです。

この会社へのコンサルティングは現在進行中ですが、
3回目の委員会では、片づけのチーム名も決まり
自ら考えて片づけるという意識が社内に確実に芽生えたのです。

漠然と“片づけよう”と言うだけでは、自分の仕事に結びつかないために
動き出せないのです。
今回は、研修で片づけと仕事を直結させることができ、
社内環境を維持するための第1歩を踏み出せたという事例でした。

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