実績・事例紹介

【飲食店】片付かない空間を作ってしまう「ここにあるべき」という固定概念

今回ご紹介するのは、関東エリアで3店舗を展開している、
ある飲食店の事例です。
社長は、倉庫兼、事務所兼、休憩所として使用する
バックヤードのあり方について悩んでいました。

特に都内の繁華街にある店舗の場合、
1~2階が店舗で、バックヤードは地下にありました。
構造上、クーラーを取り付けられないために
夏は暑く、冬は寒いという劣悪な環境だったのです。

地下なので窓もなく、モルタルの壁は黒っぽい色で
暗い雰囲気が漂っていました。
休憩所といっても、誰も使っていません。

そこでスッキリ・ラボでは
3店舗の店長に、月に1回集まっていただき、
片づけの概念を知ってもらう研修から始めました。

この研修には社長の知人である他社のメンバーも同席。
他社の人がいることでほどよい緊張感がうまれ
研修がとても効果的になりました。

小松さんは各店舗を回って課題を出し、
店長はその課題の答えをもって次回の研修を受ける・・・
ということを繰り返しました。

狭いバックヤードはレイアウトを変更しようにも、
どうにもならない状況で、みんなの思考もストップ!

そこでこんな一言を投げかけてみました。
「この机、本当に必要ですか?」

この言葉が止まっていた状況を、
一気に動かすきっかけとなりました。
“事務所=机”といった固定概念から、机を設置していましたが
実際はあまり使われていなかったのです。

思い切って使わない机を撤去したことで
スペースがうまれました。

休憩用のソファマットを置いたり、壁を塗り替えたりと
暗く、劣悪だったバックヤードは
休憩所としてくつろげるように変えられたのです。

これをきっかけに、スタッフの意識も変わり
みんなで片づけを実践できるようになったといいます。

もし、片付かない空間にお悩みであれば
「本当にこれは必要?」と、問いかけてみてください。

そこに“当たり前”のように置いてあるモノでも
「なくてもいいかも」「なかったらどうなるだろう?」と
想像してみましょう。

固定概念を捨てることで、新たな片づけのヒントが
生まれてくるはずです。
「ここにあるべきだ」と思い込んでいるだけで、
実際は使っていない“不必要なモノ”が見つかる
きっかけになるかもしれません。

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