「片づけなきゃ」と思っているのに、日々の仕事や生活に追われて、つい後回しになってしまう。
そんな状態が、何年も続いていました。
ノートには「ここを片づける」と書いている。
けれど、なかなか手がつけられない。
仕事と暮らしが同じ場所にあるため、店の方は整っていても、生活スペースは後回し。
個人的なお客様をお通しできる部屋がないことも、ずっと気になっていました。
そんな美紀子(観光産業)さんがKJLに参加し、少しずつ片づけと向き合う中で見つけたのは、
「片づけは、ただきれいにすることではない」
という実感でした。
今回は、KJLを通して、家族や職場、そしてご自身の気持ちにどんな変化があったのかを、
インタビュアーTがお伺いしました。

KJLに出会う前は、片づけについてどんなことに悩んでいましたか?

とにかく、片づけは後回し、後回しになっていました。
何年も前から、ノートを見ると
「どこを片づける」と全部書いてあるんです。
でも、書いている割に全然手がつけられない。
日常の生活に追われて、目の前のことを優先していくうちに、
片づけは「やらなければ」と思いつつ後回しになって、
その分どんどん大変になっていく感じでした。
KJLに参加したのは、以前、やましたひでこさんの
断捨離メルマガがきっかけで、
小松先生の「デジタル片づけ」にご縁がありました。
デスクトップの上もぐちゃぐちゃで、
どう整理すればいいのかと思っていた時期でしたので、
参加させていただきデスクトップがスッキリしました。
そこからKJLにつながって第1回から参加しています。

特に家の中で悩んでいた場所はありましたか?

私は仕事と家が一緒なので、どこからが仕事場で、
どこからが家の中なのか、線引きが難しかったんです。
店の方は、いつもそれなりに片づいているんです。
でも、生活の方が後回しになっていました。
店に来るお客様はいいんですけど、
個人的に来るお客様を通す部屋がない。
だから最初は、「お客様をお通しする部屋だけはほしいな」と
思っていました。

KJLに参加する前、ご自身で試していた片づけ方はありましたか?

行事がある時ですね。
「この日に親戚の人が来る」となると、
お尻に火がついて、ぶわっと片づけるんです。
でも、その部屋だけなんです。
お客様が来る部屋だけをきれいにして、
そこにあったものは「とりあえずここへ入れておこう」と
別の場所へ移動する。
だから、お客様が来るところはきれいになるけれど、
移動した先がひどいことになる。
ずっとそのパターンでした。

いろいろな片づけ方法がある中で、なぜ小松さんのKJLを選ばれたのでしょうか?

一方通行ではないところです。
本やテレビ番組を見て、ヒントをもらうことはあります。
「やってみよう」と思うこともあります。
でも、小松先生のKJLに入ると、いろいろアドバイスをいただけたり、
コミュニケーションが取れたりするんです。
参加者の方へのアドバイスを聞いていて、
「あ、そうか」と思うこともあります。
いつも応援してもらっている感じがあって、
「頑張ろうかな」と思えました。
それから、他の参加者の方とのコミュニケーションも大きかったです。
「あ、自分だけじゃなかった」と思える。
皆さんのレポートを見て、「あ、やってるんや」と刺激をもらえる。
焦りというより、少し火をつけてもらえる感じでした。

参加してみて、どんなことに気づきましたか?

最初は、ビジョンとか「片づけた先にどうしたいか」という話が、
正直あまりピンときていませんでした。
でも、ワークをしていくうちに、ただ片づけるのではなく、
「片づけたらどうしたいか」
「その先に何があるのか」
というところにつながっていくんだなと気づきました。
1回目が終わった時は、
自分としては実践できていない感覚もありました。
でも、そこでやめてしまったら、またこのままだなと思ったんです。
1回目、2回目、3回目と続けるうちに、
自分の中で「こうしたらいいのか」が少しずつ分かってきました。
新しい参加者の方の話を聞くと、「自分も最初はそうだった」と思える。
皆さんと一緒に進んでいける感じも、とても良かったです。

KJLの中で特に印象に残っていることはありますか?

片づける部屋を分解して、小さくしていくことです。
部屋全体を見ると、どこから手をつけていいか分からなくなります。
でも、戸棚だけ、引き出しだけというふうに細かく分けて、
番号をつけていく。
「広い場所を漠然と見るのではなく、小さく分けてやっていけばいいんだ」
と分かった瞬間に、「あ、できるかも」と思えました。
今までは、どこから手をつけるのか分からなかったんです。
でも、片づけたい場所をリストにして、
それを1日1箇所15分でやるという流れにつながっていく。
別に全部できていなくても、
こうしてやればいいんだと分かったことで、焦りが少なくなりました。

実際に片づけが進んだきっかけはありましたか?

私の場合は、「1日1箇所15分コツコツ」というより、
イベントがある時にガーッと片づけるパターンでした。
たとえば、エアコンが壊れて大工さんが来る、となった時に、
絶対に片づけなければいけない。
そういうタイミングが何回かあって、そのたびにガッと片づけました。
小松先生が「勝ちパターンは何ですか」とおっしゃるんですけど、
私の場合はまさにそれでした。
行事や用事がある時に一気に片づける。
そして一旦片づいてしまうと、少し散らかってもすぐ元に戻せる。
それを自分で体験できたことが、すごく良かったです。

もくもく会や、他の参加者から刺激を受けたことはありましたか?

はい、ありました。
最初に参加した時に、男性の参加者の方がいらっしゃって、
その方はお家を片づけた後、職場を片づけようとされていたんです。
私は経営者側なので、逆に「働く環境を整えることも大切だな」と気づかされました。
職場の中で、自分から片づけのセミナーに入って、自分からやろうとする人がいる。
それを見て、とても刺激を受けました。
他の方のお話を聞いていると、いろんなところにヒントがあります。
「あ、そうか」と気づけることがたくさんありました。

片づけを続ける中で、ご家族との関係に変化はありましたか?

ありました。
最初のうちは、バトルもありました。
母は87歳なのですが、捨てるのが嫌で、
「もったいない」と言っていました。
私が捨てたものが戻っていることもありました。
でも、母が使っていた引き出しをきちんと片づけたら、片づいていると使いやすいと感じたようで、最近は自分から捨てるようになってきました。
主人もゴミ出しを手伝ってくれたり、「捨ててもいいよ」と言ってくれたりするようになりました。
娘も含めて、だんだん家族を巻き込んでいく感じになっています。
片づいてくると、やっぱり便利で快適になるんですよね。

生活の中で、時間や行動にも変化はありましたか?

片づいていると、お客様が来ても、
すっとその部屋にお通しできるようになりました。
打ち合わせをしたり、業者の方と話をしたりできる部屋が
ひとつできたんです。
「ちょっと待ってください」と慌てなくても、すぐにお通しできる。
これはすごく大きいことだなと思います。

小松さんには、どんな印象を持っていますか?

本を出されている方って、少し雲の上のような感じがあるじゃないですか。
企業にも行かれて、講演もされている。
そんな方が、参加者一人ひとりの悩みに寄り添って、
的確なアドバイスをしてくださる。
それがすごいなと思っています。
小松先生と伸子さんのフォローも、とてもいい感じで、
いつも安心して参加しています。
KJLを一言で表すなら、難しいですけど、
「安心感」
です。
困った時には助けてくれる感じがある。
いつも寄り添って、伴走してくださる感じがあります。

もし参加する前の自分にKJLをすすめるなら、どんな言葉をかけますか?

「勇気を持って、扉を開けなさい」
と言いたいです。
どうしよう、行ってみようか、どうしようかなと迷っているなら、
ポンと一歩踏み出してみてほしい。
お試しで参加して、迷っている方にも、参加するべきだと思います。
絶対に変わると思うので。
美紀子さんにとってKJLは、単なる片づけ講座ではありませんでした。
一人では後回しにしてしまう片づけも、仲間の姿を見て、小松さんのアドバイスを受け、少しずつ分解していくことで、「できるかも」に変わっていく。
そして片づけが進むと、家族の反応も変わり、職場や暮らしの環境も変わり、お客様を迎える場所まで整っていく。
片づけは、ただモノを減らすことではありません。
「どう暮らしたいか」
「どんな場所にしたいか」
「誰と、どんな時間を過ごしたいか」
その問いに向き合いながら、自分の毎日を整えていく時間なのかもしれません。
美紀子さんの言葉の通り、迷っている方は、まず一歩。
扉を開けてみるところから、変化は始まります。
もしこの記事を読んで、
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