実績・事例紹介

【住宅資材販売会社】やる気が続く「片づけスローガン」の意外な掲示場所とは!?

今回ご紹介するのは、ある住宅資材販売会社の事例です。

この会社では通常のセミナーに「研修」を加えた、
朝9時から午後4時まで、ほぼ丸1日のコンサルティングを行いました。

午前中は3時間のセミナー。
“何のために片づけるのか?”
片づけの意義について話し合う、いつものスタイルです。

午後は、各部署に分かれ、次の作業に取り組んでもらいました。

1.部署毎の「片づけスローガン」を考える
2.スローガンを大きな模造紙に書く
3.チーム毎に前に出て発表する

部署が異なれば、片づけの意義も、ベストな方法も異なってきます。
“自分たちの片づけスローガン”を考えることで、
最良のやり方を見つけ出そうという狙いでした。

若い社員から部長まで、全員で1枚の模造紙に向かい合う
というのは滅多にないこと。
初めは、言葉数の少なかった部署もありましたが、
徐々に意見が飛び交うようになってきました。

数々の発表の中で、印象的だったスローガンはこちら。

・『脳内整頓』(住宅資材営業部)
デスクまわりや書類などの物理的な片づけではなく
頭の中をクリアにすることが 効率アップにつながる!
という斬新なスローガンでした。

・『すぐ出るサンプル』(非住宅営業部)
こちらは非常に具体的で分かりやすいスローガンが生まれました。
サブタイトルは“すぐ出る利益”。片づけることでの効率アップ、
さらにその先に待っている成果まで見えてきますね。

発表の際には模造紙を囲んで記念撮影を行い、研修も終了へ・・・。
ここで問題なのが、「この模造紙、どこに貼る?」ということでした。

せっかく高まった片づけへの意識をキープ出来るように
どこか目に付くところへ・・・その時、若手社員のひと言。

「さっきの記念写真を、各自のパソコンのデスクトップか
スクリーンセーバーにするのはどうですか?」

この意見が満場一致で採用となりました。
壁に貼る以上に1日に何度も何度も目にする、最適な場所ですね!

冒頭でお話しした、イベント化(きっかけ)がこのスローガン作り。
そして運動化(継続)のための策として、パソコン画面への表示。

これが見事に文化(定着)となっているかどうか
後日、経過を見に訪れるのを楽しみにしています。

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