実績・事例紹介

【かたづけ研修レポート:株式会社ケツト科学研究所様】社内をスッキリさせるには、専門家のサポートが必要だった

Afterストーリー

10月10日に株式会社ケツト研究所様の3回目のかたづけ研修が終了し、生産管理部の共有棚はかなり整理整頓されました。でも、これで終わりというわけではありません!工夫できなかった部分については、次回までの課題となりました。

11月末までに残された課題をクリアすることを、小松代表と約束した社員の皆さんは、1ヶ月半の間にさまざまな知恵を絞りました。社員の皆さんは、いったいどんな点を改善し、それによってどんな変化を感じたのでしょうか?Before → Afterの画像と共に、かたづけ研修後のアフターストーリーをご紹介しましょう!

図書館のように本を並べ、皆に手に取ってもらえる本棚に

生産管理部門
江守さん・浅見さん

生産管理部の江守部長と浅見さんのお二人は、本棚の中身を整理整頓しました。セミナーレポート後編でもご紹介しましたが、江守部門長はご自身が選んだ本や雑誌を本棚に置いており、「皆に読んでほしい」と思っていました。

ところが意に反して、なかなか社員の皆さんには手に取ってもらえず、どうしたら皆に読んでもらえる本棚にできるのかが大きなテーマだったのです。そこで、研修中は江守部門長と浅見さんがさまざまな意見を出し合い、「本を図書館のように並べて、貸し出しノートを作って貸し出したらどうか?」といったアイデアがでました。

かたづけ研修では、捨てる本と残す本を決めるところまでで終了したのですが、その後どうやって本を並べるかが課題として残りました。

これが、かたづけ研修前の本棚です。

きれいに整理整頓されていますが、たしかに社員の皆さんに手にとってもらうためには、ちょっと工夫が必要な気がします。

そしてこれが、かたづけ研修後の本棚です。

右側の棚に赤い仕切りができて、今まで以上に書籍が充実し、まるで本物の図書館のように整頓されています!これなら自然と本棚に足が向き、「この本は貸し出しできますよ」と言わなくても、貸し出しするためにあるのだということが一目瞭然にわかりますね。いったいどのように整頓したのでしょうか?

「本の分類方法を調べて、日本十進分類法やCコードを参考にして分類し、その上で自分たちの本棚にふさわしい分類を考えました。分類した本は、分類名を記した仕切りを使って並べ、持ち出し可なので貸出ノートを用意しました」と、江守部門長。

セミナー中に浅見さんから出た「図書館のように並べたら」というアイデアが、見事採用されたようです。たしかに、こうして図書館のように並べておけば見やすいですし、「ちょっと借りてみようかな」という気にもなります。

あまり貸し出されなかった本は、一定期間を経て処分することも考えているとのこと。本棚がスッキリと美しく整えられて、まさにグッドアイデアですね!こうしたアイデアが現実になったことは、かたづけ研修を行った大きな成果と言えるでしょう。

計画的に片づけることの大切さを痛感

生産管理校正・修理
新井さん・三福さん

生産管理部で修理関係のお仕事をされている新井さん・三福さんのお二人は、かたづけ研修を受けるまでキャビネットの整理整頓ができておらず、作業をする上で不便を感じていました。

でも、日々の業務に流されて、なかなか時間を確保することができず、そのままになっていたそうです。かたづけ研修を受けてキャビネットの中身を総点検し、必要なものだけを残して整理整頓することができました。

これが、かたづけ研修前のキャビネットです。

そして1ヶ月半後、キャビネットの中はこのようになりました。

今まで大きな段ボールと袋に無造作に入っていたものが、いくつかの箱に振り分けられ、それぞれにラベルを付けて収納されています。これなら取り出しやすく、しまうときもラベルを見てスムーズに元に戻せますね!今はとりあえず段ボールに入っていますが、今後はもっと便利な収納ボックスが設置されることでしょう。

2回目のかたづけ研修終了後、お二人は小松さんから受けたアドバイスを守り、いっぺんに片づけるのではなく、段階を踏んで確実に片づけていったそうです。「計画的に片づけることの大切さを痛感した」と、おっしゃっていました。

どこに何があるか、誰もがわかる文具スペースに変身

生産管理部
押田さん・安田さん・竹林さん・古屋さん・田上さん

さて、最後にご紹介するのは、押田さん・安田さん・竹林さん・古屋さん・田上さんの5人グループです。5人の方は、生産管理部全員が共有する文具スペースの片づけを担当しました。

最初はゴチャゴチャで、どこに何があるかわからない状態の文具スペースでしたが、2回のかたづけ研修によって、こんなにスッキリ整理されました!

「ここまでできたら上出来」と言いたいところですが、課題はまだ残されています。2段目のはんこが大きな体積を占めている上に、それほど使っている様子も見られなかったのです。それでも年に数回は使うので、このまま収納するしかありませんでした。

そこで5人で話し合い、次のような工夫をしました。

まず左扉の内側には、上のような表を貼りつけて、誰が見ても何が入っているのかわかるようにしました。

右扉の外側には、文房具が欲しい人が迷わず上の方を探せるように、マグネットのカードケースを張って案内を出しました。

そして棚の中の品物には、すべて名札を付けました。名札が見やすいように、傾斜をつけた厚紙にテプラを張り付けるなど、痒い所に手が届くような細かい工夫がなされています。

ホチキスのように数が多いものは、名札では間に合わないので、青いテープで仕切りをしました。これも、ちょっとした工夫ではありますが、整理整頓を真剣に考えたからこそ出てきたアイデアとも言えます。

かたづけ研修レポートを終えて

1回目の研修をスタートしたときには、不安そうな表情で参加していた社員の皆さんも、2回目にはとても表情が明るくなり、最後は全員の方が自信に満ちた笑顔で研修を終えられました。

かたづけ研修を受けたことで、職場のデスクはスッキリと片づき、どこに何が入っているかわからなかった共有棚も、誰もが使いやすい収納スペースに変身しました。これによって作業効率はアップし、スッキリと気持ちよく働ける職場環境になったようです。

でも、かたづけ研修によって得られた何よりの成果は、社員の皆さんのモチベーションが上がったことかもしれません。整理整頓というひとつの課題を乗り越えたことが、仕事に対する自信につながり、意欲の向上へとつながったのではないでしょうか。

 

Beforeストーリー
セミナーレポート前編
セミナーレポート後編
Afterストーリー

 

※ 取材日時 2019年10月
取材協力:株式会社ケツト科学研究所
※ 取材制作:ナレッジ・リンクス株式会社

 

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